虫歯予防・小児歯科にチカラを入れている、高知県高知市愛宕町の松木歯科医院
変色にはさまざまな原因が考えられます。一般的に考えられる原因は加齢やお茶、コーヒー、コーラ、タバコなどによる着色、そして、外傷や歯の古い修復物によるものです。また、発育期の抗生物質(テトラサイクリン等)の服用による副作用やフッ素の使用による変色も考えられます。
ほとんどの方が可能です。しかし、それほど効果がない場合もあリます。 歯科医師による診査や診断により、あなたがホワイトニングの適応症かどうかを判断します。
はい。過酸化尿素を用いる歯のホワイトニングに関しては多くの研究と臨床例が報告されており、また歯科医師の適切な指導のもとで使用すれば、歯や歯肉に悪影響を及ぼすことなく安全に使用することが出来ます。
通常は数日後に効果が現れ始めます。個人差にもよりますが、2週間続けることで効果がはっきりでます 。
一般的ですが、治療期間中に知覚過敏(歯がしみるような症状)が起こる場合があリます。その場合も治療を中断することによリ症状が軽減するか消失しますので、安心して使用することが出来ます。
個入差にもよりますが、処置前の状態に戻ることはありません。しかし、力フェインやタバコなど着色の原因になるものを日常的に摂取している場合は必ず後戻りをします。ホワイトニング効果を維持するためにはタッチアップと言って6か月に一度の簡単なホームホワイトニングの追加が必要です。
ホームホワイトニング期間中およびオフィスホワイトニング後48時間は、色素の再付着を防ぐために、色の濃い食べ物は控えて下さい。(タバコ・コーヒー・赤ワイン・カレーライス・スパゲティ・チョコレートなど)
一口に口臭といっても、いろんな種類があります。口臭というと、原因はすべてお口にあると思いがちですが、実はそれ以外の原因によるものがあります。
まず、お口の中以外に原因があり、それが呼吸に混ざって臭う場合があります。 鼻やのどに扁桃腺炎、咽頭炎、蓄膿症など病気があると、化膿性細菌が臭いを放ち、呼吸と混ざって臭います。糖尿病や肝臓病などの内科的疾患があっても、臭いの元となる成分が血液に取り込まれ、肺で呼吸中に排出されて臭います。 これらの疾患が原因の場合は、当然ながらその疾患の治療が口臭治療の原因となりますので、内科、耳鼻科での精査が必要となります。
飲食によっても口臭が生じます。ニンニクを食べた直後、ゲップをしたときなどは胃に残っているニンニクの臭いがそのまま出てくるのですが、数時間経っても口臭がするのは、ニンニクの臭いの成分が胃で消化され、血液を介して全身を循環し、やはり、肺から呼吸中に排出されて臭います。単に口の中にニンニクが残っているからではありません。お酒を飲んだときも同様です。また胃潰瘍などによる胃腸障害ではゲップからも臭いますが、腸内細菌の中の悪玉菌が増えると腸内の腐敗による悪臭の元がやはり血液に取り込まれ呼吸中に排出されて臭います。
その他、他人からはそんなに口臭がするとは感じられないのに、他人の自分へのちょっとした動作を口臭が原因ではないかと気になって、本人が必要以上に口臭があると思い込んでいる場合や、生理的にたまたまその時に口臭が強かっただけなのに、それを自ら感じてしまい、口臭があると思い込んでいる場合などがあります。
生理的に口臭が強くなる時とは起床時、緊張時、運動時、空腹時などの唾液の分泌量が減るときです。唾液の分泌量が減ると、お口の中の自浄作用が低下し、細菌が多量に繁殖しガスを多く発生するため口臭が強くなるのです。しかし、生理的口臭はそれほど強い口臭ではないのであまり他人には臭いません。しかし、本人は普段口臭がしていないのに、その時は実際に口臭が強くなるので自覚できたりします。むしろ、本当にお口の中に口臭の原因があり、常時、強い口臭がしている人は、臭覚が常に同じ臭いを感じているため麻痺してしまい、逆に本人はまったく臭いを感じなくなります。ニンニクを食べた時に本人は臭いを自覚できない事を考えてもらえばわかりやすいと思います。
実際に、歯科で口臭の治療の対象となるのは、お口の中に口臭の原因がある場合です。口臭の原因のもとはお口の中の細菌が発生する揮発性硫黄化合物(VSC)を含むガスです。(生理的口臭も量が違うだけで、この揮発性硫黄化合物が臭いの元です。)揮発性硫黄化合物が多量に発生するため口臭が生じてしまうのです。
お口の中に原因があって生じる口臭のもとは、細菌が異常に増殖することにより発生する多量の揮発性硫黄化合物(VSC)です。細菌が多量に発生する原因にはどんなものがあるでしょうか?それを取り除くことが口臭治療になります。ムシ歯があると、ムシ歯の穴の中に食べ物が残り、細菌が繁殖しやすくなります。その他歯周病があると歯周ポケット内で細菌が増殖します。つまり、口臭の治療はまず、ムシ歯、歯周病の治療を行い、お口の中の細菌の数を減らすことから始まります。
しかし、お口の中にはもっとたくさん細菌が住み着いているところがあります。それはどこだと思いますか?実は舌の上です。それも舌の後方の部分です。舌を見ると、舌の上が白っぽいコケのようなもので覆われているときがあります。この白っぽいものを舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔の成分は、(1)粘膜から脱落した上皮細胞細菌、(2)細菌、(3)食べかす、(4)血球ですが、これらはすべて口臭の原因となります。つまり、口臭対策として、ムシ歯治療、歯周病治療をうけるのは当然として、それ以外に舌の上の舌苔を掃除して取り除く必要があります。それには舌ブラシというものがあります。舌ブラシで舌の上を磨くことはとても効果があります。その他に直接、細菌のえさを減らしたり、細菌の働きを弱めたり、細菌の出す揮発性硫黄化合物(VSC)を分解したりする方法があります。その方法は口臭を防止する洗口剤の利用です。洗口剤にも色々あり、単に他の香りで口臭を隠すものなどがありますが、お勧めなのは上記の原因除去作用のある洗口剤です。歯科医院で販売していますので相談してみて下さい。
舌ブラシの使用法としては、睡眠中の口の中は、唾液の分泌量が少なくなり、細菌が増殖しやすい状態になっています。ですから、舌のブラッシングを行うタイミングとしては、就寝前と起床時が効果的です。舌後方を主に行って下さい。舌の前方は特に磨かなくても自然にこすれるため、舌苔は元々あまりついていません。軽い力で10回ほど掻き出すようにします。この時、強くあててしまうと舌の表面が荒れてしまい、かえって舌苔が付きやすくなってしまうこともあるので、十分注意して下さい。
おすすめ舌ブラシは、毛先の部分がシリコンでできているものです。ソフトなため舌を傷つけにくくなっています。実際に毛が植毛されているものは、舌ブラシ自体の清掃も難しかったり、毛先が小さすぎて逆に舌を刺して傷つけやすかったりします。