虫歯予防・小児歯科にチカラを入れている、高知県高知市愛宕町の松木歯科医院
歯科治療に慣れていないお子様にいきなり治療を行ったりはしません。もし、そんなことをして、歯医者さんは「怖いところ」、「痛いところ」という恐怖心を持ってしまったら、その子のこれからの一生はどうなるでしょう。 無理せず歯科治療の練習をしたり、歯のクリーニングをしたり、楽しい痛くないことから始めて慣れてもらいます。
虫歯ができてから受診するのではなく、歯が生えてくる6か月くらいから歯科医院で健診を受け、フッ素塗布を受けるようにすると最高です。最初は何もできなくてもかまいません。ちょこっとフッ素を塗るだけでもいいのです。少しずつでも慣れてもらうことが大切です。虫歯予防の方法をお話しします。歯医者さんは怖くない、楽しいところと思ってもらうことが重要です。事実、松木歯科医院に通う子供たちは来るのを楽しみにしています。
乳歯と永久歯では歯の構造も役割も少し違ってきます。そのため治療法も異なってきます。乳歯はだいたい12際頃にはすべて永久歯に生え替わります。永久に使う歯ではないのです。さらに乳歯は永久歯に比べ、歯の構造の中で神経の占める割合が多くなっています(イラスト参照)。永久歯と同じような治療をすると、すぐに神経に達してしまい、神経をとる処置が必要になってきたりします。神経をとると、生え替わりの時期が早くなったりして良いことはあまりありません。さらに、お子さんの治療に対する協力度も様々です。そのようなことをふまえて、乳歯には永久歯と異なった治療が必要となってきます。